夏山第一弾 八海山
2008/07/06
山口〜屏風道〜千本檜小屋〜大日岳〜新開道
灼熱地獄!!ほんのトレーニングのつもりが日本列島は今夏一番の暑さを迎え九州では梅雨が明け、小出の最高気温33.2℃。曇り気味でじりじりの太陽がそんなに出ていないからまだいいが、朝から湿度の高さは尋常ではない。久々に登るこのコースもいつもの紅葉時期なら疲れも忘れるほどすばらしいが、初夏は写真も映えない華やかでもなんでもなくひたすら試練に耐えるだけの登山。得られるのは八海山にしっかり登ったという充実感のみ。まさに修験者の山なのだ。
新潟→1.5時間→山口駐車場8時発
ロープウエイのある今どきこんなとこから登る人はいないだろうと思っていたが意外にも5,6台車が停まってたのにはびっくり。
昨日は飲み会の帰りぎわにラーメンを食い本日のスタミナを確保するという高トレ作戦にしてみた。きんしゃい亭の塩とんこつ油のおかげで全然腹が減らんわい。
よし、こんな暑い日の急登はきわめてゆっくりと歩くことだ

最初のワンピッチはだらだら登り。なおワンピッチだけに犬というわけではなく、キツネだ。3合目稲荷8:30

雪渓の残る沢を渡るとき冷気がここちよい 8:47

8:55、4合目、最初の鎖場手前から清滝をのぞむ。土砂崩れにより地形が変わったようだ。残雪の上をおおう土砂がすさまじい。さすがに滑れんなあ

10分ほど休憩。ちょっと先にワラビもたくさん生えてる。うまかった

最初の鎖場。ほとんどのホームページにはこの最初の鎖写真が載っているところをみると、誰もがいよいよこれからかと特別な思いにかられるのだろう 9:12

相当昔の鎖の残骸。化石状態

頂上まで一切下りはなく登るしかない



ひたすら登るとだいたい10分で標高差100mを登る。さっきの河原があっという間に眼下だ

5合目通過9:25

9:36 第2休憩1023mのピーク。摩利支天が奉ってあった6合目であろう。30分ほどで河原から300m登った

ごくたまに涼風があります

虫もおらず休んでいるうちはきわめて快適なのだが

荘厳な岩峰群

またまた鎖場連続だ

10:04

八海山大神 10:23 ノゾキの松7合目1275m。30分以上かかったが標高差300m足らず。ペースダウン

眼が怖い。なんだか頑張らざるをえない

へつりが怖い。道はいったん緊張を要するトラバースになる 10:43

10:49 そして枯れた沢をちょっとのぼり再び尾根へ。それから8合目を11:06通過

やっぱりまた鎖場 11:15

しかしこれが最後の鎖場。もはやどうにでもなれという感じの完全直登 11:16

しかしそこを登り切りピークに飛びだすといきなりゴールの千本檜小屋が 11:18

八ツ峰方面。ともかくもう少し。急登もない

しかし最後の単調な登りも足があがらん

11:30やっと到着。休憩コミで3時間半はまあまあのペース。だがもう今日はこれ以上登りはコリゴリ

熱中症のようで食欲もわかない

小屋の内部。日陰はけっこう涼しい

昔お世話になった管理人さんと。ここでも小屋の番人として慰留を求められている図

これ以上登る気力も何も残ってなかったが、1時間の休憩後やっぱりここでロープウエイに逃げては人生負け組(?)。八海山完全制覇をと意を決し八ツ峰へ向かう。八ッ峰の@地蔵岳。ピーク下の巻き道からコルに登りちょっと後戻りして登頂できる

先に進むと八ッ峰のA不動岳 12:40

小屋を振り返る。今日は展望がきかない

そして不動岳から垂直の壁を鎖7m+10mを下る

落ちたら死ぬ。しかしここから見おろせる水無渓谷の美しいこと

B七曜岳をすぎトラバース。登りよりもトラバースに気を遣う八ツ峰の怖さ(下ズーム)

12:57 白河岳手前

ガスって下がみえなくてよかったね

ガスが切れると水無渓谷が迫り来る。この高度感。しばらく見てると絶対に立っていられない
13:00 八ッ峰のC白河岳

白河岳からの稜線平均台歩行

摩利支岳へは梯子がかかる。しかしアレを登るのか。ここらが八ッ峰のD釈迦岳か

この大きな登りの手前で迂回路へ出られる。日の池、月の池に残雪あり

見た目よりけっこう楽に登り切る 13:10八ッ峰のE摩利支岳

すごいルートだ。昔は針金だったからまだマシだけどね。八ッ峰のF剣が峰をトラバースする

そして最後の垂直梯子と鎖を登って

八ッ峰のG大日岳に 13:18
登り行程がすべて終わった。もう足を上げなくてもいいのだ。でも八ッ峰より小屋までの鎖場の方がずっと難儀だったな

ちょっと休んだら最難関、大日岳の最ロング15m垂直下降だ

ここまで道をつけてきた人はたぶんもう嫌になっちゃたんでしょう。下半分あたりから足場なんかなく宙ぶらりんです

剣が峰はトラバース。摩利支岳に見とれるせいか誰も釈迦岳はよくわからんようだ
またピークの名称は登山口毎に微妙に違っていたが現在は上記で統一されてるのだろうか

13:30ここから長い梯子をつたって迂回路に降り

新開道下山路へ 13:38

そこから尾根までの草付きトラバースがいやらしい。13:50ようやく尾根道にでて一気にくだる

しかし疲れは頂点、暑さも半端じゃない。1260mピークを登り返して一回休憩 14:26

水場のある鳥居。ちょろちょろとしか出てなかったが冷たく、さすがにこの状況で飲まないわけにいかない14:48

やっと、やっと林道にでてきた。下り道は悪くはないがなんでこんなに長いかな〜15:18

展望のきく車道をさらにくだる。いっとき八ッ峰もみえた。15:30駐車場着。小屋からまる3時間。疲れたなあ。

浦佐駅近くハッシー御用達の湯。500円。きれいで広いし乾いたタオルも使える。何より空いてる。おすすめ
九合目千本檜小屋までの登りで朝から口にしたものは大福一個とバナナ1本、水分はフルーツジュース200ccとスポーツドリンク200ccくらい。さすがの高トレ作戦でも通用せず、登るにつれどんどんと食欲がなくなってしまい、最悪なのは頂上でビールを飲んでも爽快感どころか気持ち悪くさえなってしまったのでした。前後で3kgの体重減。やっぱり人間はちゃんと朝めしを食い水を飲まなければダメなんですね、とゆうかこんな暑い日にはこんな低山で筋肉使う激しい登山など禁忌だね。途中で何度か足がつってしまうし眠気がおそってくるしで、もし単独だったら危ないところでした。真夏は無理はしちゃいかんですねえ。この夏を乗り切る根性だけはついたかな。しかしこんな体力では早月尾根はまだまだ遠いと実感。トレーニングあるのみだ。
登り3時間30分 →九合目休憩1時間 →八ッ峰経由下山3時間 (休憩含む)
関連山スキー記録リンク 屏風沢