朝日岳1945m
2008/9/23
土樽〜蓬峠〜七ツ小屋山〜清水峠〜朝日岳往復〜井坪坂〜清水
試練5番勝負(?)第2弾、わざわざロングトレイルとなる変態縦走コース。無雪期に一日でこういう歩き方をした記録をいまだ他に発見できない。理由は単純、とくに関東方面からは不便だから。ハッシーが先週上越国境縦走を谷川から蓬で中断されてしまったこと、朝日岳にもっとも近い清水峠へ直接登るにはアプローチ林道歩きが長すぎること、本来は白毛門山を登って朝日岳に縦走したかったところだか土合にいく時間がもったいないことと、天気がいまいち不安でいつでも清水峠からエスケープできるようにしたい、などから土樽から入り清水に下山とした。
標準コースタイムで12〜13時間。車二台を駆使しておこなう試練の登山。最後は車の荷台も駆使することに。

5時30分土樽側林道終点発、40分で東俣沢出合、ここから急登

6:40休憩にちょうど良い広場。でも休まない

稜線はガスの中だ。そのため涼しいので歩もすすむ

7:35ヒュッテの水場をすぎると

蓬峠まで15分。出発してからノンストップ

蓬ヒュッテの管理人マンネンさんに挨拶。客はいないから今日は茂倉岳まで芝刈りならぬ笹刈りに行こうかどうしようかと。それが仕事なんだね

8時出発。七ッ小屋まではまだ刈払いしてないから大変だよとマンネンさんのいうとおり腰まで埋まる。まるでラッセル。露払いに雨具必須

それでも1時間足らずで七ッ小屋山頂上1674m。何も見えん。
春の山頂をどうぞこちらで

先にすすむと大源太山分岐

清水峠をめざして下っていく

ようやく清水峠がみえてきた。一週間ぶりにやっと到達とハッシー感激

9:30峠着。JR巡視小屋は上越国境の山のどこからでも見えるシンボル。ここでもおじさんたちが笹の刈払いに余念がない。確かにここにいる限り仕事はいくらでもある

おお、晴れてきた。右手白毛門から笠ヶ岳、朝日岳への稜線

登る気になってきた。腹ごしらえして9:50朝日岳へ500mの登り出発

でもすぐにガスに。登るにつれどんどん深く。今日一番の試練だ。しかし比較的登りやすく一心不乱にガンガン行く

途中ひと休みはしたが1時間半でジャンクションピークに。本日ルートでは蓬峠からここまでが上越国境になる。1900mをこえ頂上まではわずかだ

朝日ヶ原へでると一瞬ガスが晴れる。すばらしい湿原が広がる

わずかな時間だったが幻想的でとても印象深い貴重な光景

だらだらと頂上へつながる道

11:40ついに朝日岳頂上。どこからも遠くそう簡単には登頂できない大きな山だ

なのでけっこう久々に登頂したのでした

清水峠へ下山。道は上部だけやや岩場だが斜度もあまりなく幅も広くてきわめて歩きやすい

清水峠へはだらだら登り下りがある

山岳ランナーに何人もであった。有名なコースなのだ

しかしそれにしても普通の登山者にはひとりも会わんかったなあ

12:57池塘

ちょうど晴れてきたので清水峠手前の鉄塔で休む13:05

正面は柄沢山、最奧は巻機山

清水峠はヨーロッピアンムード漂う広大な気持ちの良い峠。もっとも好きな峠だ。ここからだと右後にマッターホルンの大源太山も

40分ほど休んで下山開始。あとは下るだけ

清水峠避難小屋13:55

昨日まで雨だったから謙信尾根を下ったら最後、登川を渡れない可能性が高い。だらだら下りの井坪坂を選ぶ

途中5mくらい先に大きな熊が斜面から飛び出してきてビックリ。あのまま気がつかず歩いていたら、と思うと冷や汗もの。
15:30砂防ダム工事現場に到着

さらに歩いて16:00追分到着。あと林道歩きが1時間ほどあるか。さすがに満身創痍で休んでいたら清水の人が通りかかり荷台に乗っていけと。渡りに舟。

清水のバス停まで運んでもらい行動時間トータルで11時間、無事試練の登山終了16:20
ホントの試練とは?
第1弾の富士山酸欠試練編がたいしたことなかったので、再び来るべき大きな山にそなえダブルストックの練習と、登攀力トレーニングの長時間登山をもくろんだ。しかし自分にとってホントの試練は全然別なところにあった。前日から風邪をひいたらしく、朝からだるいし時々ひどい腹痛におそわれ、登りはともかく下山で全然スピードをだせない、また食欲もわかないで普段なら走って下る清水峠からの旧道もまともに足が運べずつらかったのでした。それでも十分楽しめたのだから山狂いというのはおそろしい。でも体調に応じて無理はしないこと。下山なんていつでもできると思ったら大間違いとわかりました。
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