第2部
北岳初ダブル登頂
2008/10/13

日本のナンバー2高山、3193mの北岳には今回初めて登る。北岳には過去4回頂上を踏んでいるがいずれも3192m時代。最終は2004年7月。その年の10月15日に標高が3193mになった。
昨日は鳳凰三山、今日は白峰三山をまとめて行きたいところ。でも昨日の今日ではさすがに疲労が残ってしまってる(写真キタダケソウはWikipediaより)

5:10登山開始。以前は左岸を沢沿いに行けて楽だったが崩落のため道が変わり、途中から右岸に渡って樹林帯を標高2000mまで登り下り。この間がえらく単調で精神的につらい

しかし1時間ほどのがまんだ。夜明けとともにバットレスが輝く

バットレスズーム

大樺沢沿いをひたすら登る。昨日の疲れで足が重くだらだら登る

7:15二俣に到着。コースタイムでは3時間のところ。バイオトイレが設置してある

ここからかなり急になっていく

背後には赤抜ノ頭と観音岳

あの八本歯コルまでほぼ直登だ。ここから2時間とのことだが・・7:20発

やはり自分のペースでないとかえって疲れるもの。もっと速く歩けばもしかして楽かも。それにこんな急な沢路は落石の危険が大きく、休まず一気に登るべきだ

と思いながら、ここで追いつかれた今朝バスで着いたらしい第1登山者に抜かれないよう、ガンガンと飛ばす

7:40雪渓まできた。下肢の疲労もとりあえず忘れいつものペースで気持ちよく登れる

8:00バットレス直下を通過。やっぱ朝の大福がきいてるかな。朝はパン、パンパパンと松下由樹は変な歌うたうがオイラは違うぞ。今日もこれ1個でピークまで行きましょう。もっちり、もっちり・・

振り返ると鳳凰三山に八ヶ岳

ところが沢の最上部にきて梯子が連続。疲れた下肢筋に響く。いちいち足を大きく挙げなければならないのだ

バットレスがいつも見えるのがいいけど、梯子を下りてくる人を下で待つのはしんどくなってきた証拠

8:32二俣から1時間10分、やっとやっとで八本歯コルに到着だ。でも最後まで第1登山者には抜かれなかった。バカな競争しちゃったかな〜くたびれた〜下手こいたかな〜。もちろん単独だ。

でもここまで来ると展望がすごい。とくに間ノ岳3189m、日本第4位の山。このカール。昨日見えてた分、感激はちょっと控えめだがホントに格好いい

そして行く先は北岳。いきなりの長い梯子登りがつらい

あと1時間か。ちょっと多めに15分ほど休憩をとって最後のがんばりだ

おお、富士君いや富士山、今日も見ててくれるか

梯子をすぎると大きな岩が積み重なる道なき道。この登りがもっとつらい。バットレスの上部にさしかかる

ああ、さっき頑張りすぎて足がもたんぞ。ここで直接登頂ルートと北岳山荘方面とに分岐8:58 
例によってあとは気力だ

9:10ようやく頂上と山荘をつなぐ稜線、吊尾根分岐。あと20分の標識

ここから稜線の西側をまいて道がつけられている。傾斜もゆるみ歩きやすくなりこれならなんとか行ける。だが風が強い。あれが頂上標識だ

9:20そしてついに登頂。たった4時間ほどの登山なのに今日はもう足が上がらない。やっぱ疲労って残るもんだな。間ノ岳縦走はまた今度ベストコンディションで挑もう

まず眼前に昨日歩き通した鳳凰三山の稜線が一望。あらためてその長大さに感無量

これがもっとも標高の高い自然の岩とのことで3193mになったのだ(参考文献

八本歯コル方面

三等三角点と仙丈ヶ岳

その向こうに今年は何度も見慣れた槍穂高

中央アルプス

富士山

そして甲斐駒

荘厳な美しさだ

南は間ノ岳への稜線。今日も360度の大展望。どっちを眺めていたらよいかわからない。まるで堀北真希と上戸彩と釈由美子と宮崎あおいとマナカナにでも囲まれているようだ(秋の連ドラシリーズ)

ほとんど風もなく暖かいからいつまでもいられるが、10時半まで待ってても後続が来ない。さてはと北岳山荘まで下ってみる。走って下りるとやはり休んでいた。オイラがすでに間ノ岳に行ったと思ったようだ

11:00そして再び山頂へむかう。山荘は2902mだからまた300m近く登り返し

でも1時間以上休んだおかげでいくらでも登れるモード復旧だ。みんなも十分に休んだので順調だ。逆にあのまま八本歯コルから直接頂上へむかってたら登れなかったかもしれない。休むとちゃんと回復するものなんだな

そして西側にまわって

11:50登頂。本日2度目となるダブル登頂達成!最初もそうだったが案外と山頂に人がおらず、あんた確かさっきも来てたよね、と伊藤さん泥酔ラーメン屋二度食い事件みたいにならなくてよかった

さて下山は3時間かかる。バス時刻もあるので10分ほどで下山開始だ 12:00バットレス最上部より大樺沢

間ノ岳よさらば。また来るぜ

バットレスもさらばじゃ

そして鳳凰三山も。楽しませて頂きホントにありがとう
下山タイム 北岳発12:00 →八本歯コル12:35 →二俣13:35 →御池小屋分岐14:30 →広河原14:40

広河原に着く頃さすがに足の裏が痛くなってきた。シェルターを大急ぎ撤収し15時発のバスに乗り込むためバス停にむかい走っていたら乗り合いタクシーの運ちゃんにつかまって、バスはもう立ち席だから乗せてやるという。ラッキーと思ってよくよく見たらその9人乗りタクシーもすでに満席。どうするんかなと思ったら荷台に乗れという。また荷台かよ!!(→参照)。ベトナムとかじゃないんだからそんなことしていいんかい!まあ早く帰れればいいやでひとり1000円にて夜叉神峠まで約30分、なんとか車酔いせず戻って来れました。
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