巻機山1967m
2013/11/16(ワシ、ハッシー)

  
最後の真っ白な峰へ通じる稜線にいよいよ立つ。その時にこそ本当に登山を実感する。ふたたび季節がやってきた

晴れだが午前は曇りがち予報。7:26桜坂途中の林道発。堰堤工事中だったので別ルートから完全除雪されていたが、一般道は凍結。登坂を断念。10分歩いて桜坂

先制パンチは三合目までのヤブくぐり。ふつうこれでスキー登りを諦めがち。しかし滑ろうが滑るまいが、シーズンインの巻機にはなんとかスキーで立ちたい
 
まずは井戸の壁突破だ
 
しかし今日はツボ足先行者(計4名)あり、ラッセルがあったからまだずっと楽。スパイク長靴もきわめて有効。8:40井戸の壁上部1100mで気持ち良いブナ林になりスキーにチェンジ
 
簡単にはスキーが持ち上がらない重雪だがブナ林は快適ラッセル。しかしその後は密ヤブ。登山道に戻るが、こちらも深く掘れた道なので段差や落とし穴など試練がいっぱい
 
9:44こういう展望に慰められる。あまりの深雪にツボ足先行者はこの辺で諦めて下山していった
 
あとはワシらだけだ。山頂滑降を夢見て頑張ろう。半モナカとなり困難度レベルアップ
 
ヤブをくぐり抜け穴に落ちながらも何とか樹林帯突破。七合目手前で一息つく10:24
 
ニセ巻機までは曇りがちで、けっこう涼しい。しかし疲れた。長目の休憩をとり一気に行こう
 
今日の登りはとことん試練だな。まだまだ半モナカ、重雪、ヤブ攻撃
 
耐えつつ一歩一歩足を出せば先へと進むもの。ニセ巻機稜線へと
 
 
う〜む、このアルピニスト気分。これがまさしく山登りだ。数ヶ月ぶりの感動
 
柄沢山、朝日岳方面
 
そしてようやくと九合目11:34
 
風弱し。ここまで来ればもう登頂も同然
 
ニセ巻機からの滑降はシールのまま。シールのままがもったいないほど良い雪質だった
 
そしてラストひと登り。今日はホント試練の連続だったがここまでくれば開放感で足取りも軽い
 
巻機山頂に珍しい?シュカブラ。積雪が多いためか
 
そして今年も登頂12:07
 
 
独占です
 
越後三山はガス
 
今季初滑り開始
 
すでに大湿雪だがやはりいい
 
 
 
避難小屋手前
 
今日は一日天気が持つとは思えず、夜から用事もあるのでさっさと下山。ニセ巻機登り返し
 
 
 
 
やはりニセ巻機下りからガスに。何とか見えるが
 
8合目以下に下ればガスは晴れてきた。しかしそこからが今日のこれまでを遥かに凌駕する試練
 
 
かまわずヤブに突入
 
完全セメント重雪にまったくターンの余地ない滑走ライン。覆いかぶさるヤブ。雪が剥がれ岩や根っ子もところどころ。7〜6合目付近の滑降は神経と筋肉の緊張の連続
 
それでも決してスキーを脱がずに安全地帯に降りる。まずは第一戦目終了
   
スキーとしては決して快適とは言えない山行だったが、登頂できたのは間違いなくスキーの機動力のおかげだった。素晴らしいシーズンインである