五竜岳2814m

2018/05/12(ワシ、ハッシー)



大型連休がすぎると北アルプスにでも行ってみるかという気になる。山もスキーも魚沼が断然楽しい。だが北アルプスへ行くことにより体力や技術の標準スケールがわかるというか、体力測定となるように思うのだ。シーズンに一回は行っておかないと。今週は冷え込み高山にはまた新雪があって滑りは望めない。ならば登頂だけでも十分に満足できるところ、しかも人の集まらないところ・・。6月にゴンドラが再オープンするまでのスキー場へと

4:30白馬五竜スキー場下部880mよりスタート


6:28ともかく地蔵の頭1673mまでのスキー場登りが核心のひとつ。急勾配の林道は板を担いでも藪もなく運動靴で行けるので楽。最終リフト下でスキーに


6:33地蔵の頭はトラバースし、遊歩道という自然破壊の木道を歩くと本格的なスキー登高可能。ガシガシと行こう


ヤセ尾根を、雪面をひろって登り続ける。下りは楽そうだ。7:13 1892m手前


1892mより本日の目標がようやくと出現。素晴らしい


7:25二の背髪1950m




7:32に小遠見山をトラバース。見返り坂からここまでわずかな雪切れ2ヵ所。7:46中遠見間のコルも雪切れ、そこからの登りは快適斜面


7:57遠見尾根の登り行程ではなんと言っても鹿島槍。中遠見手前でもまた雪が切れる


中遠見山2037mにて休憩。見慣れて、感激よりまだまだ遠いなと疲れがたまる分弱気がでてくる。しかし天気は持つから今日は諦めない




中遠見からの下りがもっとも大きい。その後登りに転じるが雪は断続し階段もでていて踏み抜き注意


急坂をあがれば雪原。シール登高で8:44大遠見山2106m通過。展望が開ける




こんな広大なところだったのか。ダラダラと平行移動的に進みゆるく下ると




いつしか西遠見のトラバース斜面へ9:15 目標も一気に近づく




鹿島槍がその代わりに遠のく


グズグズで急な厳しいトラバースはガチガチでないからマシ。でも結局西遠見の頂上近くまで登ってしまった9:33 こんな雪で下るのに一苦労する


9:48いよいよ2230mから五竜山荘2480mまで白岳トラバース。本日唯一の連続した山スキーらしい登り


新雪があり斜度もたいしたことなくシールがよく効く。でも時間的に疲労感かなりあり


しかし一歩一歩スキーをスライドさせれば


10:31ついに五竜山荘。スキー場トップから4時間か


とりあえず休むがかなりの新雪あり、これより上がって滑っても良いことなく危険なだけ。板はデポしアイゼンに代えよう


10:51五竜山荘出発。ほとんど風もなく暑いくらい


なんと膝ラッセル。団子になるし聞いてないよ〜、というかもう少しだけスキー履いてくるべきたっだか。やがて岩場メインに


ワシを見守る雷鳥くん




2658mを巻いて11:23A沢への入口部


今日の雪では不快なだけ、いずれ滑りにきましょう


登りはここからが核心へと


夏道は不明瞭でほぼ岩登り


鎖もすっかり雪に埋もれ使えない


アイゼンの岩登りって嫌だなあ。下りどうするかねなんて考えてもしょうがない


トラバース。新雪があったからまだマシか。重雪ラッセルはきついがこんだけ深いと滑落しようにもない感じで安心感あり


11:46いよいよラスボスの雪壁


この直登も氷結だったら諦めるしかなかったがたっぷりの新雪でステップもしっかり切れる。疲れ切ってるがガシガシと登る




そして頂上稜線へ。辿ってきた遠大な遠見尾根がバック


12:09すでに1時間20分、山頂アタックは思っていた以上に時間かかってる


山頂付近は30cm以上の新雪吹き溜まり


12:13ついに登頂。久々の北アルプス百名山、そして剱岳とのご対面


鹿島槍方面は槍ヶ岳までも展望。富士山もうっすらと


白馬方面。あっちは人多かったかな。こちらは誰にも遭わず


12:24山頂をあとにする。当然この状態で下山


雪壁と岩場下りは慎重に


あとはとっとと下り、13:21五竜山荘


そして大滑降へ13:30 シラタケ沢へと飛び込む。デロデロ流れるし全然滑らない




重い雪なのでモナカのようにターンもままならない。脚力でぶん回すが、その分脚にくる


まあしかしこのロケーション、昔には夢見ていてた雪渓の滑降、ガマンガマン。




新雪がうすくなれば少しはマシも、爽快スピードに乗りきれない




そしてそのまま難所の西遠見トラバースへ


下りはすんなりと


大遠見稜線へ乗っかる。そこはザラメなら気持ちよい緩斜面なのだが今日はどうにもならない


疲れるだけ。でもスキーの威力で1時間でここまできた。中遠見の登りにそなえ休憩のあと担ぐ14:25


中遠見の登り。終盤に来てきつい。ここも核心だ


中遠見から滑降。ようやくちゃんとザラメ。やっと滑りになった


14:55小遠見への登りはわずか


15:08小遠見


あとは滑っていけるぞ。ゴンドラ乗るなら15時までに小遠見通過との立て札




一ノ背髪の下で1ヵ所だけ板を外し北面から南面に移動


稜線も見返り坂もガッタガタだが滑る雪なら今日はそれだけで快適


15:25地蔵の頭へ。やはりスキーは速くゴンドラへも楽々間に合いそう。だが当然ゴンドラはない


15:44スキー場は滑りやすい。滑降をおえ靴をはきかえ15:55発、途中で板を洗い16:34車に到着。疲れました(5月12日土曜日)


存分に体力測定しました。結果、中ノ岳の方がきつい