割引岳・北入沢〜1290m

2019/01/14(ワシ、ハッシー)

まずまずの日和に快適ではないことが十分予想された場所へ。しかしさほど新雪がなく気温もあがらない今日しか今年はないかも。6:55姥沢350m発


普通に巻機に登るより300m低い。それだけアルバイトが余計なのと沢がなかなか埋まらず苦労は多い。しかし見てみたいのだ。7:02


巻機から滑って楽しい沢や美しい景色を探る。スキーの楽しさより山への興味優先。沢登りを基本しないので。新雪なくガチガチ


7:13姥沢川の巨大堰堤


そのまま姥沢川左岸を進むが


けっこう苦労する。まだ雪があって良い方だが


7:37南入沢をスノーブリッジで渡る


杉林を行く。うっすらと林道がわかるが雪面はどこもデコボコ


8:14杉林を抜け北入沢を覗く610m。全然埋まっていないし降りる場所もない。正面には崩れてきそうな雪面が。不安材料のみ


もうしばらく北入沢左岸を進む。遠目で見るより歩きやすい


8:24亀裂雪面の真下640m 通過が不安だったがかなり裾が広くしかも周囲はヤブで雪崩に埋もれる心配はなさそう


遅れ気味のハッシーを待ち一休み。その後樹林帯をぬけて8:35いよいよ北入沢へと降りていく。急斜面は隠れたホールに注意


8:39やっと沢歩き660m。たぶん積雪が少ないせいで凹凸多し。だが沢歩きってのは積雪期でも楽しいものだ


楽しいなんて言ってたら厳冬期はホントは叱られちゃうんだろうけどね。8:49まもなく沢中央に大岩700m


8:54その先は右に折れ、ナメ滝になっている150mスラブ(であろう)。一部流れが出ている


8:59ナメの上をトラバースしていこう


しかし


9:04結構急。そしてトラバースの先は二俣になり左はゴルジュで埋まっておらず


当初の予定どおり右俣(本流)を進む800m


9:10トラバース中。雪がしっかり固まるから無事通過だが、沢登りはこういうところが嫌らしいね


右俣は急。上からの雪崩も警戒だが今日はあまり晴れそうになく、右岸南向き斜面は比較的緩くブッシュが多い


フラットに見えて近づくと階段状。連瀑か


こういう急緩と切り替わる登りの連続は、なかなかペースがはかどらない


880mで右に曲がり9:26正面にオープンな壁。気温が高いときにはきっと全層でデブリまくりだろう


いちおう表層雪崩を警戒しつつジグザグで


なんかあったらすぐ岩に隠れるから


9:42そして流れが出ている上方、急斜面ギリギリトラバース可能なところで一気に渡る


ヒヤヒヤもんだな。でも雪はしっかりしているからさほど怖くはない。むしろ真っ白雪面がよく見えず


9:45難所を過ぎてホッと950m


9:54二俣1000m 斜度の緩い左を進む。右俣も行けそうには見えるが、実はかなり急。下山時に使うことになる


両岸はいつまでも急斜面でとりつく場所を探しつつ、1050mで段差を登ろうとしたら足元が崩れる10:12 。滝割れだ。これはいかん


右岸の急斜面を高巻く。急な崖は怖いハッシー10:26


徐々に沢床へ降りてみるがその先両岸はかなり狭まっている


ゴルジュ帯なのかな


10:35これより先は快適でないし何となく危険を感じ進行を止め左岸を登りはじめたところまた足元が崩れ埋まる1090m。流れはなく助かった


やっぱ狭い沢は危険だわ。予定より手前だが稜線へ上がろう10:43


ようやく見えてきた山頂方面はガス


普段登るどの山のアプローチよりずっと急登。巻機の沢はどこも険しい


11:00 1150mをこえるが永遠のように続く


北入ノ頭方面


11:16 1200mからさらに勾配アップ


今日の雪も雪崩れることなくシールもまずまず効いてくれて良かった


11:26やっと急登の試練をすぎなだらかな稜線。藤平山のような穏やかさ。つかの間の癒やされシーン


少し登ると明確なピークへ


11:36 1290m着。この先はいったんヤセ尾根になるが、さほど問題はない。傾斜も緩い。だがどうするか


展望よく、南入沢から高仙尾根


ひょっこりと金城山


この先南入ノ頭まで前回は1時間40分ほど。3月の好天だったから行ったけれど今回はやめておく。遅くなってモナカになったらたまらない


準備出来たら


11:58滑降開始


沢に向かって急斜面パウダーいただきましょう


わお


ひゃあー


じぇじぇじぇ


素晴らしいです


急斜面ゆえスラフがどろどろと流れるが軽い。滑りに問題ない


深すぎず底付きなしの厳冬期パウダーだ


いったん沢に入り落ち着くが


この先また急斜面へ


急なのは滝だ。一部流れが顔を出している。上からは見えないので注意して通過


約300mの急斜面滑降にて


12:12二俣1000mに降り立つ。右俣は相当急で滝も開いてた。登るのは無理だったね


あとは沢滑降。すでにパウダーにあらず重めの新雪。ウエーブ多い。凹んだところでは中心ラインを避け、落ちないように気をつけよう


雪崩おそらく必発の広い急斜面


一気に行こう


とはいえ足にきます


さらに下ると


トラバースしてナメ滝スラブバーンへ


雪が重い


大岩通過


12:30北入沢を抜ける


あとは樹林帯と杉林。ガタガタ滑降でさらに足にくる


一休みのあと姥沢川の丸木橋13:05


雪はやはり少ないな


どこかで渡れるか


13:23スノーブリッジなし


13:37無事帰還。冒険でした(1月14日月曜日)








苦労に見合うだけの成果も褒美もたいしたことはないが、思い入れがある山だからこそこんなことしてても楽しいと思える