飯士山1111m
2017/01/22(ワシ、ハッシー、どくたーQ)


スキー完全登頂

スライダーパウダー期完全滑降
山高きが故に貴からず。守門などより全然低く、南魚沼の里山にしかおそらく認識されていない飯士山だが積雪期には奇跡のようなまっさらの鏡のバーンが西面に出現する。それに魅了される人は少なくないだろう。しかしこの時期の登頂はかなり困難でこれまで何度か挑戦し登頂も滑降もしたが、残す課題が3つある。ひとつは完全にスキーで登頂すること、二つ目はまっさらなパウダーバーンを山頂から完全滑降すること、そして三つ目は滑降後にその美しいバーンを眺めること。。

間違いなく晴れる。今日は疑似晴天を狙っていくのだ。うまいこと昨日積雪もありこれ以上のチャンスを逃すわけにはいかない。石打登山口340m6:55発

ラッセルは靴程度でちょうどよい。林道を1時間ほど。体力温存で余計なショートカットとか考えない。頭を使うのが最も体力を奪われるから

テニスコート跡550mから杉林へ入る。今日は北尾根を経由する作戦

杉林を抜け大きな沢の左岸を登り詰める。徐々に斜度が増す8:30

パウダーラッセルはさほど深くならず、でもやはり急登ゆえ大変ではある。雪崩れそうにはない

すでに山頂稜線はすぐそこ

だがこれからがさらに急登。まさにスティープ

8:50ようやく沢をトラバースできる。だが急斜面、雪崩に注意して
 
下り気味に一気に渡ろう

カモシカがラッセルであんなとこに

ラッセル跡を拝借

相当登った感あるが、まだ900mをこえたばかり

急登で北尾根に

9:07北尾根稜線950mに出た。巻機だ

しかしここからが核心、等高線が一番混み合うところ。カロリー補給してクトー装着

スキー登高限界の急登。足元が崩れないからまだいいものの

高度感はかなりあり、落ちても下のヤブにかろうじて引っかかるようにオープンバーンは避けて細かく切り返す
 

ともかくよじ登って来てください。八海山の女人堂登り数回分はありそう
 
雪崩れそうにはないが、急すぎてオープンバーンに踏み込む度胸はない

板をはずしてもラッセルでの壁登りにしかならない。標高差は100mもない、とにかくスキーで突破するのみ

踏ん張って登るといったん小さい展望台になる。巻機が応援してくれてる
 

斜度はだいぶ緩んだ。あとひと登り。急斜面樹林帯を進む9:56
 
稜線に出て
 
岩原スキー場上部が見えてきた
 
雪庇に気をつけていく
 
表面クラストしておりクトーがよくきく
 
最後の登りで
 
 
ついに
 
 
10:11、1111mの山頂に立つ
 
何年越しかな、ようやく達成、スキーで完全登頂。感激
 
 
 
 
上越国境大展望。期待通り晴れてくれた
 
10:38いよいよ待望の山頂大滑降・・・とモナカじゃねーか。陽当たり良すぎるんだね、この斜面
 
ところどころパウダーあり。しかしほとんどスラフ落としまくり滑降
 
あっちのピークに登り返す
 
 
登ってきた北斜面。こちらは完全パウダーの超急斜面。こっちを滑ろうか
 
とりあえず登ってから考えよう
 
1070mピークより山頂10:55
 
雪はまあまあ、スライダーいきましょう
 
 
スライダー最上部よりのぞき込む。まっさらだ
 
斜度はなんてことない、雪質が問題だ。もし思いっきり雪崩れたらトランシーバに叫んでくれよと、様子見ながら滑降開始11:03
 
いけるいける
 
出だし直下が一番急だが40度くらいだろう
 
場所によって陽当たり加減が違うらしく、完全パウダーではなく一部氷結もある。足をとられないように、斜度はあるがスピードは控えめ
 
こんなところが南魚沼にあるんだからねえ
 
 
 
負欠岩と
 
 
負欠岩と2
 
 
 
11:13スライダー下部
 
スライダーと負欠岩と記念撮影
 
標高差250m10分ほど、デブリ亀裂などまったくないまっさらバーンを上から下まで滑降できた。激パウではないが第2の課題達成とす
 
あとは右手にトラバース

枝沢をいくつか越える。標高600mが夏道ライン。これより下がらないよう
 
夏道の見慣れた大きな沢を軽く滑り降り560mで越えたら
 
11:33杉林ツリーラン
 
無事生還。林道ボブスレーはまだパウダーだった
登り大成功、滑降も上出来。デブリも亀裂もない憧れのスライダー滑降。ここは陽当たりがよいので良好な雪面の維持はたぶん難しい。この日も好天すぎたせいで激パウダーとはいかなかったが、そこまでは望むまい。パウダーならば山頂北面か、スライダーでゲットするなら1月中に新雪直後に陽の当たらない日を狙わないとダメだろうかな。旬が短く見極めが難しい。ともかくスキー登頂できたのが一番喜ぶべきことだ。たかが里山だけど、次回も同じように登れるかなというくらいに難度は最高と自分のなかではランクインされている               

その後国道17号線より(byどくたーQ)