金城山1369m(北東面大倉沢)
2017/02/04(ワシ、ハッシー)


今年は楽勝でした

1000mの激パウダー
 イイジスライダーとともに今シーズン課題のもう一つ、金城山北斜面滑降。偶然に土曜日しか休めなかったその日に晴れが回ってきた。絶好のチャンス

7:03中川新田280m発。なんとツボ足テン泊登山者あり、駐車スペースに戸惑う。できるだけ早立ちしたかったんだが。こっちから登る人いるのか・・
 

ラッセルで五十沢登山口への林道を離れ沢沿いの杉林を突っ切り、地形図上の林道を登る

420m堰堤と水流がまだあり沢には降りられない7:39

右手は水無コースの狭い稜線7:44

500m杉林を抜け開けた沢全体をみる。これをつめるのみだが中間から狭くなりその先は右に屈曲する7:54
 

朝は小雨だったが予報通り気持ちよい晴れに

550m堰堤のように顔を出しているのは大岩。一番上に見えるのがランドマークとなる8:07

590m沢は段差多く埋まりきってない。なんとかブリッジつながってるが、これより雪少ないとスムーズには歩けないかもだ8:12
 
ラッセルは足首からスネ程度でパウダー。藪にも悩まされず実に快調な登り
 
大岩。こんなのがゴロゴロしてる沢なのだ。だから段差多いのかな
 
 
670m最後のランドマーク大岩8:25

ランドマークから先は急に谷が深くなる。積雪期一番の危険ゾーンだ
 
 
まだ陽が当たらない冷えてるうちにカモシカのごとく一気に通過をはかる

750mもっとも危険箇所、左岸の岩峰からは必ず雪崩れる。8:37もう上部には陽がさしはじめた。急げ

左岸を行っては危ない。右岸も同様に急だが藪があるだけマシ

8:50通過した。この台地830mにあがれば一安心

900mをこえる。沢なので気がつかないうちにかなりの急登になり、けっこうオープンに。雪の結合が悪いときには危ないだろう9:01

しかし今日も崩れない雪。二日前から降雪はあったが、天候の経過から新雪下に弱層はまだないだろうと判断していた。風が当たる上部だとどうかはわからないが
 
 
930m素晴らしい青空に。急登9:05

とにかく急登。どんな急だろうが登れるところをできるだけ直線的に登る、それしかない。しかし今日はクトーなしでもOK。先週までの山よりずっと登りやすい
 

980m振り返ると八海山はまだ雲がかかる9:10
 
パウダーはシールが効きにくいが、今日はまったく効かないというわけでもない。やはり魚沼の里山の雪か

9:12上はなだらかで木々も多いはずだから雪崩れてくることはないと信じ沢状のところを登る。この地形でジグザグはラッセルが深くなって登りにくい

1030m斜度が緩み沢の源頭部をぬけた感がある。素晴らしい9:20

やはり景色は天気いいのに限る。だが気温も上がるから雪が腐らないうちに滑らないと。急ごう
 
1060mイワキ頭がそびえる。山頂もあの高さだからまだちょっと登らないとだな9:27
 
休みなし、水分カロリー補給なしでガンガンと登りまくる。後にいるものはちょっと離れ、常に周囲の状況に気を配る
 
1160m一心不乱に登り振り返ってはじめて結構な急登だったことに気がつく9:42

その先から軽く凹地になったところに入る

1220mかなり急でこまめにジグザグ9:52

1250m凹地を抜ける10:00

頂上稜線が見えてきた10:06

1310mいよいよか10:13

10:21

そしてついに巻機への稜線があらわれ急登を続ければ

あっさりと山頂直下10:26
 

10:30登頂、やりました

巻機もまだガス

今年は楽だったね。こんなに簡単に登れたの初めて

そして去年も一昨年も眺めていた垂涎のバーン。今日はここを滑れるのだ

10:45山頂滑降開始
 

まったく氷結なしの完全パウダー!
 
 

Surf 's up!

急斜面が続くわけでもない、全体にウエーブチックな雪面をサーフィンだ
 

今までの山のはパウダーじゃなかったですね。これはいくら滑り続けても疲れないな
 

イワキ頭

どこまでも落ちていくってこういうこと

もう止まれない
 
写真撮ったりしなけりゃ下まで数分だよ。どこまでもパウダーだもの
 
 
そして狭小部にさしかかる11:09
 
やはりこんな状況。新雪が少しだからまだ可愛いが
 
一気に通過
 
危険ゾーンを抜けて
 
11:14広い沢へ出て斜度も緩むが普通にパウダーのまま。スノーブリッジを通り過ぎないよう

杉林の中だけガタガタだったが、11:32無事帰還
何年も続けて、しかも毎週山スキーに出かけていると特に行き慣れた山はどの週がベストかだいたい見当がつく。冬の金城山はたぶんマニア向けの登るに難しい山だと思うが、それだけにリアルタイムな情報はまず得られず、だからこそ面白い。過去二回の山スキーは夏道の南西尾根から登ったが梯子坂がとくに難関だ。しかし越えて山頂に立ったときに見る景色はとても1300mの山とは思えない感動を与えてくれた。さらに山頂から北へたおやかに広がる雪面にはとてもじゃないが滑走欲が抑えきれなくなった。いつか一気に下まで滑ろうと決意した。しかし斜面の状態は下からは一部しか見ることができない。であればそこから登ってくるしかない。新雪時に急な沢を登るなど高リスクも甚だしいが、同エリアの山通いの経験による積雪状況の判断と急登技術、そして運とがあって無事成就となった。以前の自分なら為し得なかった。故郷の山の神に感謝