八海山・大日岳(新開道1630mまで)
2017/03/20(ワシ、ハッシー、どくたーQ)

昨シーズンから3回目、今季2度目の八海山新開道チャレンジ。好天予報だが週半ば降雪がけっこうあったのが不安材料
 
八海山のことだ、はたして今日はどんな試練が待ちうけるのか。中手原日大セミナーセンター手前390m路上に駐車し、のんびりばらばらと7:40ころ出発
 
 
7:58屏風道駐車場。屏風沢にはまだスノーブリッジあり
 
8:15新開道登山道550m
 
新雪があってほぼまっさら
 
シールがきくしここの急登も慣れたのですんなり
 
9:41南西稜をあわせ1000m、カッパン倉までは歩きやすい広めの稜線をいく
 
 
10:00カッパン倉手前1220mで休憩
 
カッパン倉を西から巻こうとしても急で大きくは巻けない。でも斜面の状況が一望できる
 
眼下に清滝。前回はここを滑降した。今日もパウダーまっさらで何も考えなければ滑っていきたい
 
しかし今日の目標はまだ先。いっこうにガスがとれてくれず寒さを感じる。昼から一気に晴れる予報だし急斜面滑降には好都合ではあるが、気分は今ひとつ
 
カッパン倉をシールのまま下る。けっこうな下り。次回は東面を巻くかな10:24
 
あとは急登の連続
 
稜線が細くなり雪庇の不安があって、片斜面をトラバース的に急登していく。クトーの食いつきが悪かったら進めない
 
1450mまだまだ藪ゾーンなのになんという緊張感だろうか11:04
 
リッジから離れるほど急になりうっすらの新雪がいやらしい。しかし雪庇も恐い
 
1500mから急激に斜度が増ししかもアイスっぽく。スキーでは難しいか
 
11:11
 
そこからは西斜面にエントリできる。落ちても滑れるからいいが落ちたくないな
 
11:19スキーで進むがやはり行き詰まる1510m
 
 
苦労してアイゼンに切り替える。両手ピックがないと登れない11:35
 
ほんの20mだが厳しい登りにひさびさ緊張
 
11:45なんとかクリアしシール登高再開
 
11:55稜線が見えてきた。しかし左の雪庇上へとクラックをこえないといけない1550m
 
 
 
11:58
 
クラック末端から渡る。ヒヤヒヤもんだ。新雪のためどこにクラックがあるかわからない。ストックで雪面を叩いて登っていく
 
阿寺山もすっかり低い位置に
 
12:00ついに1580mのテラスに到達。そこには
 
神々しいばかりの大絶景。麓からでもよく見えてる景色ではあるのだがそれとはまったく別物。圧巻、圧倒。とにかくすごい。すごすぎる
 
 
なだらかになったのでスキーで行けるとこまで行く
 
ここから先は神々の領域
 
12:07
 
12:09そして1630mに到達。稜線まで50mほどだが岩場で段差になって垂直。壁は仕方ないが新雪がクラックを隠しているようにみうけられる。これ以上はクライマーの世界か
 
 
100%安全に登り切る自信がない。陽も照りはじめこれからどんどん新雪がデブっちゃうだろう。ちょうど号砲のように雪庇が落下。終了とし滑降だ
 
12:35滑降
 
まずは登路の稜線をそのまま滑り降りる
 
表面がフィルムクラストしてザラザラと流れていく。高度感もある急斜面でいい大人がスピード出せるようなところではない
 
 
クラックを一気に通過、斜度も増す
 
この先が一番急なところだ
 
アイゼン登高した場所から西の大斜面へとエントリ12:43
 
最大の斜度。底はさほど硬くなく表面に湿新雪がうすくつき氷結なし。スラフは流れるが行ける
 
okだよ

かなりの急斜面でも緊張のワンターン目を決めれば平気だ
 
粗目手前の扱いにくい雪だが斜度が緩めばなんてことない。よく走るのでフリー滑降を楽しむ

デブリもやわらかい
 
パウダーなら最高だがな

それにしても大きなバーンだ
 
ここがまさに八海山スキー場
 
麓からみると稜線向こうにある隣の屏風沢のほうが断然大きく見えるから、そっちは相当でかいのだろうと予想される
 
これより下へ滑ってもあまり美味しくない雪質なのでトラバースで戻ろう

簡単に稜線へ戻れた12:58

シュプール

名残惜しい
 
カッパン倉へ登り返し

13:23カッパン倉

いつも隣で平穏な阿寺山

高台からはまだまだ圧倒的な大きさ、フェニックス花火のようなワイドさに感激し、何度も何度もシャッターを押す
 

あとは普通に稜線滑降。うすい湿新雪
 

1000mより下は大湿雪ツリーラン
 
スラフというより完全雪崩だしまくり

 全体にはさほど急でないのだが段差の部分から剥がれると一気に下まで雪崩れていく

それぞれが独自のラインで責任持って滑りましょう

細かいターンしっかりしたエッジングはダメ。重い雪に乗っかってのサーフィンが一番だ
 
 
屏風沢へと降りてトラバースし
 
 
14:23無事屏風道登山口

滑った斜面も屏風沢も完全デブっちゃってる
 
雪質は最悪に近かったが、山としては今季最高、素晴らしかった。連休最後の午後にしてようやくと魚沼にも穏やかな日和が
長く険しい登路を越えてこその絶景。無雪期にはまったく気がつかなかった。あえてアルプスまで行くことはない。また来シーズンもチャレンジだ