茂倉岳1978m(茂倉谷)
2017/04/02(ワシ、ハッシー、どくたーQ)

 天気良さそうな上越国境へ。谷の直登で雪崩は心配だが3日前の好天でかなり落っこちてくれたか。今日は晴れても気温は低め最高11度。朝の早い時間に通過したいもの

朝から晴れて放射冷却。何だかんだで除雪終点万太郎山の登山口浅間平橋630m7:17発。昨日からはうっすらの新雪。このおかげで橋を渡る手間だけでなくかなり助かった7:28
 
茂倉谷に入るとまもなく堰堤あり。堰堤より下流はどこでも渡れるので最初から右岸に行った方がよい

堰堤より上流はしばらく徒渉困難 
 
しかし初めてのコース、そんなことはわからないから左岸のまま堰堤をすぎ、完全に流れが出ていて高巻く
 
スノーブリッジをみつけ右岸に渡る。8:07水流は多く全然埋まっておらずガチガチの急斜面トラバースを強いられる
 
なかなか沢は埋まらずストレス。しかしデブリが一気に埋めていた8:16。そこからはデブリゾーン
 
次から次へ、右から左からデブリまくる。しかもどうやら熊の足跡も
 
 
ともかくガチガチのうちに通過だ
 
8:37大きなデブリをこえた。どうやら谷の一番狭いところは脱したようだ950m
 
むろん油断はならないが、あとは高度を稼ぐのみ
 
まだまだこんなのが8:46
 
こんなのも。ほとんどは全層から発生でその破壊力は樹林帯に隠れていても安全ということはない。とにかく気温があがらないでほしい
 
願いが通じているのかこれだけの天気でも全然暑くない。寒気が入っているせいだろう
 
徐々に急になる。うっすら新雪にシールの効きが悪くなる
 
 
左へ屈曲する1350m9:23
 
山頂稜線がかなり近く見えるがそれだけ急登ということ
 
 
そのままクトーでいってみるが
 
1700m源頭部をこえて急斜面、スキー登高の限界。新雪もさらに薄くハードなバーンになってきた10:10
 
 
もうちょっとなんだけどな
 
たまらずハッシーアイゼンに切り替え。やはり源頭部からその方が正解だった。こう見えても手をつかないでは立っていられないほどの急斜面
 
ワシらはブッシュのある方に逃げてしまった
 
1830mにてアイゼンに。場所によってはガチガチだがまだ新雪があるから登れる
 
 
 
ハッシーは直登で山頂北側のコルへ
 
ハッシー到着
 
 
ワシらは10分の登りで11:00山頂北の小ピーク1900mへ立つ
 
11:06最後の登りへ
 
急だ
 
そして11:20登頂。素晴らしい。こちらは万太郎方面。仙ノ倉には雲
 
谷川、一ノ倉。谷川山頂には多くの人が
 
山頂雪庇とオジカ沢の頭
 
朝日岳、清水峠、巻機
 
始発7時のロープウエイで山頂におられた「裏のお山で・・」の管理人、芝倉沢へドロップ。これまた素晴らしい
 
無風で天気は良いが、ともかく寒い。ワシらも滑降開始11:52

上部はシュカブラでガリガリガッタガタの茂倉谷。無理して降りられないことはないが 

うっすらの新雪があるだけでも全然滑りやすい。とくに茂倉小屋側は新雪がすこし多めで、こちらで高度を下げる
 

トラバースし登路の谷へともどる
 

かなりの急斜面だが

薄いパウダーを蹴散らして滑れる。スキー場みたいに楽しい滑り。久々だ
 
 
 

やがて斜度も緩むが

ストップスノーにならずガンガンいける
 

沢滑降の醍醐味
 

まっさら新雪パウダーを味わう

デブリ帯もまだまだ雪は硬めのまま、デブリはたいして邪魔にならずスキーを走らす

新規雪崩の発生もまったくなく、無事通過

堰堤より下流まで右岸植林地を滑り、楽勝で林道へ戻る

1時間ほどであそこから。高速道路付近より

ああ楽しかった。一気に戻ってこられるところもいい。早春の時期は雪崩と下流の徒渉が問題だけど、ギリギリの良い日だったかな
ほとんどが2000mに満たない谷川連峰だが、積雪期の沢はどこも素晴らしい日本離れの景観だ、と感じる。誰もいないだろうルートを直接登って見てきたかった