甲斐駒ヶ岳2966m
2017/08/26-27


静けさと秋の風
8/26戸台〜熊穴沢出合

午前は雨の日、昼に戸台登山口着。駐車場は昨年から比べてみてもだいぶ整地されていた12:28発。最初は沢靴、ワシはサンダル+軍足

12:44最初の堰堤で車道が突如分断される。ちょっと下で大規模な河川工事やってるついでにこの部分だけ少し手をかければ立派な林道が復活するだろうに

ここから1km足らずでまたしっかりと林道になってくるのだ。しかし修復などせず静かにしておいてほしい。今回は水量がすくなく完全な徒渉はこの川のみ

陽当たり良い時にはうんざりではあるが第二堰堤をこえてからの道がないようでよく見ればあるあたりの歩きは、ヒマラヤキャラバンみたいな雰囲気で好きだ

ただしワシはヒマラヤ行ったことない。第二堰堤後からは一貫して左岸を進む。まともな道などないのにやけに新品な道標。登山道を復活させる気か?

目的地に近づくと左岸の樹林帯を立派な道が走る。その後また藪に隠れたりもするが河原は荒れておりなるべく道を探してたどるのが結局早そう

14:18熊穴沢キャンプ地1350m着
8/27熊穴沢〜甲斐駒ヶ岳〜北沢峠〜戸台

4:00発。昨日リハーサルしたとおりの石渡りで無事徒渉 
 
だがこの先は登山道が不鮮明、まずは完全なガレ場を無理矢理登る
 
こんな道でヘッデン登高は不安だが2度目という経験が頼みの綱
 
しかし途中1730m付近で見失い100mほど枝沢に迷って登ってしまった(4:54〜5:24)。樹林帯からガレ場に出たら右手へトラバース気味に本流をめざすべき5:32
 
明るくなったがそれでも迷いそうなところあり、よく見るとこんな標識も5:57
 
ひたすらガレ場の激急登となる。ザレ場よりも大きな岩の方が後滑りせず登りやすいが
 
ワシはうっかり浮き石をふみ処理しきれず大転倒。ヘルメットかぶっとかないと
 
後ろから仙丈ヶ岳がじっと見ていた。対峙し、ひとまず休む
 
あちこち擦りむいたり打撲して歩きづらくなり怖くなった。慎重になる
 
 
7:15ようやくと中ノ川乗越2500m到着
 
本日はじめて登山者と出合う。甲斐駒から鋸へ縦走というのが普通のパターンだ
 
 
10分ほど休憩後出発しワシらは甲斐駒へと向かう。振り返る第2高点を先ほどのパーティがよじ登る
 
乗越から甲斐駒への道はこんなところもあるが
 
 
総じて六合目までは樹林帯で危険も展望もないつまらない道。暑い日はたまらない
 
7:50甲斐駒と奥には北岳、間ノ岳、塩見岳
 
8:13
 
8:15三ツ頭最高ピーク2580mより鋸岳
 
六合目小屋もいよいよ見えた。一気に行こう

途中で樹林帯に入り込みルート不鮮明でまた迷ってしまうが、基本稜線上を歩けばよい
 
陽当たりがよいがさほど汗もかかず、真夏の熱帯感はもうない
 
8:44六合目小屋手前のテラスで休憩。明治時代に運ばれた標石が建つ。秋晴れのように風が心地よい
 
 
9:00小屋を覗いてみる
 
あとは一貫しての稜線登り。もっともアルプスらしい行程。だが通常と違うのはここにはほとんど人がいないこと
 
 
9:32鎖場
 
2760mピークからは大展望9:36
 
南アルプスのほぼ全山
 
中央アルプス、御岳、北アルプス全山、八ヶ岳など今日はよく見える。だが北側は雲海。どうやら低山はガスらしい
 
実に快適で美しい登山道。天候次第だろうが自分の知ってるあらゆる登山路のなかでもベストをあげたい
 
 
だがなかなか山頂は遠い。アルプスの盟主はそれはでかいのだ9:49
 
9:52再び鎖場2830m。あまり危険さはない
 
9:57いくつかピークを越えていく。遠目では八ッ峰のように見えるこの稜線だが、実際は険峻さはさほどない
 
いよいよ最後のピークか
 

10:11甲斐駒ヶ岳登頂。一気に人口が増える

6時間かかったか。やっとやっとだ 

人は多いがやはりこの景色、山頂でしかえられない感動

10:35山頂発。白砂を一気に下る

暑くなってきたのと疲れで駒津峰への登りがきつかった11:11

急下降し仙水峠2264m11:45

12:03通過。水場あり

なだらかに沢沿いの道を下ると

12:21長衛小屋。ビールにありつけ、一休み

12:35発。お盆でもないのにこんなにテントが・・・熊穴沢キャンプ場は天国だったな
 

12:47北沢峠、12:57大平山荘、そこから整備された登山道を最初はなだらかに、そして八丁坂を急下降し13:43丹渓山荘。ドアも開かない

沢を渡りキャンプ地14:04着
 
14:34発16:15戸台駐車場着。暑かったので沢の中をけっこう歩いた
この数年夏山の課題として伊那谷からバスを使わず南アルプスに登ることをしてきた。塩見岳、荒川岳、仙丈ヶ岳、聖岳〜光岳、赤石岳ときておそらく最後となった甲斐駒ヶ岳。いずれも登山口からはその日のうちに登頂できたが、今回が一番体力的にはきつかった。中ノ川乗越まで1000m強の急登のせいだ。だがそれをクリアすればあとはさほど危険でもなく、山頂までアルプスとは思えない静けさの中で登山ができる。この部分は逆回りで鋸岳へのつなぎ的な道と認識されてるのかもしれないが、甲斐駒目標ならば展望良い登り甲斐ある好ルートと思う