阿寺山〜八海山入道岳1778m〜マゴタイ沢滑降
2015/03/22(ワシ、ハッシー)


八海山頂上滑降
 

締めはマゴタイ沢大滑降

朝から快晴。連休だけに車多い。広堀橋380m7:06発

まだカチカチで林道はスムーズにスキーを走らす。こんな日は沢を登る方がよいかもしれないがよくわからんのでクトーを装着し、厳冬期のように通常の尾根より登る7:32

いつもの急登に耐えるのみ

ただ今日はガチガチ。スキーよりアイゼンがいいだろう。ワシはこれからの時期の訓練としてスキーにこだわるが 

クトーの歯ギリギリ立つ。相当きつい

途中の急登で耐えきれず板を担ぐハッシー。それが正解だ1100m台地 9:04

さらに急登続きの、まったく緩むことのない雪面

9:30阿寺山最後の急登手前1240m
 

9:57広い山頂稜線へようやく乗り上げる。陽当たりもよくなりもうガチガチはこの先ないだろう
 
今日の目標へ

阿寺山頂上へは寄らずに八海山縦走路1480mへ。ここまでちょうど3時間 

そこからはしばらく下り基調
 

四ノ池から三ノ池付近。さらに神生池まで幻想的なシーンが続き、この時期はもちろん無雪期にも一度は訪れても損はないところだと思う
 
そして近づく刃物のようなオカメノゾキと圧倒的な中ノ岳。奥に駒ヶ岳が静かに
 

目的地ははるか彼方にも見えるが平行移動と単調な登りのようだ 

 神生池1400m10:39
 

あとは登るのみ。亀裂と雪庇に気をつけて。だが同じ方向のトラバース続きでイヤになるし靴擦れにも注意だ 
 

1480mでいったん休憩しカロリー補給11:10 クトーを念のためつけて一気に登頂だ

五竜岳へは緩くまもなく

五竜岳直下1590mを巻いて八海山へと向かう 

11:31あとひと登り。雪庇と急斜面の中間、ちょうど歩いて行きたいところにクラックが大きく口を開けてる

無事通過。標高が上がるにつれ今までまったくなかった風が強くなってきた。後方は阿寺山 

11:38雪面は緩んでおりこのまま板を担がず登れそう1600m

ブッシュ1630mでいったん荷を下ろし、風のため寒さ対応して再出発11:46

最後の踏ん張り 

圧巻のアルペンスケールに興奮 
 
栄光への一歩一歩
 

ついに山頂ステップに立ち

出発からジャスト5時間、12:06八海山の真の山頂入道岳へ到着 

確かにここは地形図で最高地点の八海山であるが、八海山に登るといってここまで来る登山者は100人に一人もいないだろう。考えてみると不思議なところだ
 
ともかくその八海山から山頂滑降だ。薬師岳からは何度もあるがそれより高いところからは初滑降12:50
 
 
 
制動はよく利きスラフも流れず溝もない最高のザラメバーン。南面だからちょうど良い頃合いだろうと思っていたがその通りだった
 
 

一気に300m落とした

そのまま下に行けば地獄様相

なので予定通りグレートトラバース
 

いったん休んで、13:23シールで登り返し

神生池へ13:35着

入道岳はむろん、オカメノゾキや中ノ岳の絶景を何度も振り返る。去るのが惜しいかぎり

14:14阿寺山登頂。県外からのボーダーひとりあり
 
暖かく天気もまだ持つので、ネコブ山などいつもの大展望を楽しんでから

14:30阿寺山滑降はいつもより南側から。こっちにはシュプールなし

シャリシャリがはじまってきており良く滑る

まったくシュプールのないマゴタイ沢へと。素晴らしい大斜面だ14:37

溝なしスラフなし

良く滑る
 
 
 

沢とは思えないただただ素晴らしいだけのバーン、蛇喰沢より急だろうか
 

中間部は狭まってデブリが一部でていた
 
 
14:49

スキーの幅だけのアバランチシュート、完全横滑り。スキー技術で横滑りが苦手な人はここにきて練習すると良い

急斜面が終わればデブリ帯も終了
 

まっさらな沢に。でももう雪が腐っている。もう一時間くらいしたらシャリシャリだったな14:56
 

15:02堰堤そして登山口に合流。あとは林道ジェットコースター。ボーダーが先に行ってくれたので大変良く滑った
ピラミッドを登りつめ、その頂点から滑るという絵に描いたような山スキー。絶好の日和と雪質と、ただでさえ幻想的な雰囲気の山域を独占し、しかもすべてワシらにとっては初滑降バーン。これ以上望みようがないツアーだった。しかし登高距離のわりにけっこう疲れた。やはり阿寺山の急登はなかなかに厳しい