浅草岳1586mヤスノ沢〜ヤヂマナ沢
2015/03/29 (ワシ、ハッシー)


下り坂とはいえ晴れればとても気持ちよいこの時期。しかし完全なザラメ期までは微妙なツアーを強いられる。その典型例。7:30ホテル跡出発

登り行程は説明するまでもないいつものトレースについていくだけ。雪面は硬くシールのみで登れ、740m台地でお久しぶりのわだっしさんに追いつく8:13

入山パーティが多いのもあるが、今日は午後から雨だから急ぐのだ。あの上まで行けば緩やかな登りだ

8:41あの上となる950mに。カヘヨボッチがひょこっと出てくる

ちょうどいいところで一パーティが休んでいたので、それよりも先へと進み1070mにて一回目の休憩8:56
 

あとは山頂まで一気だろう。これから崩れるとは思えない好天である。今日も暑い

スキーヤーパーティを追い抜く。またも声をかけられて照れくさくなりついスピードをあげてしまう1300m9:34

いつも人のいないとこしか行かないからどうも慣れてない。北岳

カヘヨボッチみたいにずっと前から良く見えているピークってのは、登りはけっこうつらい1370m9:43
 

1485mカヘヨボッチ通過9:54

そして現れる今日のターゲット
 

ここだ。北斜面ヤスノ沢源頭部。斜度も広さも思わず口元が綻ぶまっさらな沢は、実に美しく楽しそうに見える
 

大きな雪庇が落ちそう。点発生雪崩もありデブリもあるが、広い沢底を埋めるほどではない。問題はこの前降って薄くかぶってる新雪だ

こちらはおなじみムジナ沢。まったくトレースなし

10:11とりあえず前岳1568mをトラバース

最後のひと登りで10:21浅草岳山頂着。どうやら本日のトップだったか

山頂滑降10:30

前岳をこえるまでやや登り気味 

鬼ヶ面

前岳から守門

そして約1500mからヤスノ沢へin10:41

沢のほとんどを埋める新雪はストップスノーに違いないから最初から避けて、ザラメが目立つ沢の端を行く

急斜面だがそこそこ滑れる。しかし完全ザラメであってほしかった

新雪を避けてわざわざブッシュの方へと

新雪はストップスノーならまだよいが、日陰はまだモナカっぽい。もう少したつとパウダーっぽかったかも

急斜面最後はデブリゾーン 

だが大きく雪崩れることなし
 
言ってみればこっちがヤスノ沢源頭部本流

それよりも少し東側を滑ってきた。一番急だったか
 
ともかく安全圏に

重い雪も、こうなればテールコントロールでスイスイだ

1150m気持ちよいシーンの中で一休み

あの下までまだまだ滑れそう。明らかにストップスノーだが
 
湿雪ワックスをぬったら再出発11:10
 
天気はまだ大丈夫。この際滑れるとこまで行っちゃえ
 

1000mあたりから左へトラバース気味に

するとなんとこんなところにシュプール

どうやらこんなとこから登っている人がいるらしい

いた。いったいどこから?林道からだろうな。だいぶ大回りだが、この辺の散策のみ楽しんでいたのかもしれない。そのくらいの価値はある風景

さてワシらは尾根を目指してトラバース。目の前がお馴染みの桜ゾネだ。ただし林道よりも下まで来てしまった

11:40桜ゾネの一端880mにて休む。ここまで滑りながらの移動だったが、重く滑らない雪にかなり疲れた

桜ゾネ尾根末端はだらっと広い。登路のナデシ尾根に戻るためにトラバース。次の関所ヤヂマナ沢手前で登り返し12:14

だがヤヂマナ沢からは絶壁と雪庇で楽には戻れないようだ。もっともそれは登るときに確認していたことだが・・・

12:30しかもヤヂマナ沢は滝が出ていて直登は難しい。一旦戻って、ちゃんと桜ゾネ登山道どおりに登り返すのが確実な方法

しかしまだ時間もあるしこの際ヤヂマナ沢の偵察、探検だ。そのくらいのことしないと今日の滑りだけでは消化不良だろう

桜ゾネからヤヂマナ沢へ12:32

まっさらで斜度もきつくなく、気持ちよい沢だ

ちょっとの間沢滑降を楽しみ

いいところで左岸へ

この先の杉がある左岸を乗り越す

すると大きな岩がそびえる谷に12:38

その岩の下で左岸760mを乗り越そう

大岩のあたりから右手に見える滝。まっすぐヤヂマナ沢を下っていたら行き詰まっていた12:38

沢床に降りる。急斜面だが今年は雪が多いためさほど危険なく降りられる。両岸からの雪崩も心配なさそう

12:46少し下ると660mで滝壺がでていた。斜面に亀裂もあり慎重に通過

12:51その先で台地状の左岸にあがれた640m。このまま緩く西方向へ登り返せば登路に合流できたのだが、たまたま下山シュプールが出現

それに乗っかって下ってしまう。13:00見慣れた感じの白崩沢の滝が。まもなくかとの期待

しかしまだまだ。難所トラバースと重雪。ラッセル登り並みに疲れてきた13:04

13:09再び激急斜面から沢床まで降りる。だがその先は淵が顔を出していたので右岸へと登り

また沢におりスノーブリッジで左岸へ移り、すこし登り返し疲れ切って休憩

しかし行動再開後はまもなく登路へと合流13:36。大変にくたびれました。雨にあたる前に着いたが、意外にもまだ多くの車が残っていた
雪が悪い。これはこの地域のこの時期、仕方ない。沢滑降は入り口の悪魔の誘惑に負けるとほとんど後で地獄をみる。複雑な地形が少し把握できたのと、良い筋肉トレーニングにはなったけれど。本日の結論;ヤヂマナを下るよりボッチへ登るがマシ