鋸山765m
2015/04/04 (ワシ、ハッシー)


良い天気の土曜午後。明日の完全雨予報を恨めしいと感じつつ、ホームの鋸山へ。旧栃尾市半蔵金から入山13:20

雪解けが早いのかこんな標識をみたのは初めて。4月でもパウダーのことがかつてあった

すっかり春山。雪解けが早いと言うより、シーズン中積雪量もさほど多いとは感じなかった。さながらゴールデンウイークの雰囲気だ

登路研究のためにいつもより北側の沢をつめてみる。が、先は深い谷で分断されていて結局は同じ所に出る。意味なし

振り返れば守門

そして駒ヶ岳。今日シルバーライン開通で大盛況だろうなあ。まっさらバーンいいなあ

などと大斜面を思い描きつつ、こちらも気持ちよさそうな里山バーンが開けてきた

山頂へと直接つながる沢にも十分雪あり。直登ルンゼということにしようか

深い谷を右手に、稜線を登る14:06

けっこう段差とか急斜面あるもシールはよく効き、

そして本日必殺のアイテムがストック。どんな急勾配でもガッチリ雪面をとらえて離さない可倒式バスケット。その秘密は・・

説明しよう。そもそもは以前ハッシーが購入し暖めていた秀岳荘オリジナル大型バスケット。ベルト部分で普通のバスケットにはない大きな可動域が生み出される。ふと思い出して使ってみたが、ガッチガチの雪面にどんな角度からでも根元以上にまでしっかり刺さりすごくいいですと言う。問い合わせたらすでに生産中止で、探してみたらあっさりジェネリック?あり。バスケットが異様に大きいのはこの際関係なく、これは新雪用でなく絶対に残雪期用である。グリベルコンドルにも可倒式バスケットがつけられてるが、部品なくしたら一発でおシャカ。その点これは単純構造で安価。一般スキーヤーなら絶対にこんな不格好なのは使わないだろうけど、登ることに全精力を注ぎ込む山スキーヤーには使ったら手放せないアイテムになること請け合い。ピック付きより断然恩恵は大きい。普通の径でこれを作って売ったら、山道具屋もそこそこ儲かるんじゃね?新店長君どうでしょ。ビッグマネーのチャンス到来かもでがす

などと妄想をたくましくしながら急登を進む
 

そしてストックの性能を生かせるトラバース。写真よりははるかに急斜面も

この際ガッシガシと食い込み完璧

どこでもトラバースしまくってやるのだ

急登を終えると山頂までもう一息14:28

稜線下をまたもトラバース。今日はトラバースマニアにはたまらない

そして旧長岡と栃尾との境界となる稜線へ14:44。明らかすぎるほどに長岡側には雪がない
 

14:47山頂着
 
頂上から栃尾側直登ルンゼを覗き込む。一気にかなりまで降りられそう
 
だが雪庇のため直には入れず
 
 
ちょっとわきからドロップイン
 
快適ザラメ
 
しかし途中で高度を気にしつつ南へ尾根を乗り越えを繰り返し、登路を目指さないとあとで苦労する
 
豪快なターンが長くできるわけではない里山では、リスク回避のためのそういう細かな作業もまた楽しいものだ
 
そしてたまにワイドなオープンバーンに出くわし、爽快に数ターン
 
 
そしてまたちょこまかターン
 
振り返ればこんなとこ滑ってきたのかと15:26
 
一休みして稜線をひとつふたつ登り返して越える。そのまま下っても林道に出るが遠回りになる
 
棚田を滑って

一気に集落へと戻る。鋸山のスキーは今シーズン最初でおそらく最後だろう
物足りない感は否めないが、展望も雪もよく気持ちよい残雪スキー行ができてよかった。翌日は朝から雨で沈殿。悪天だといよいよ行くところがなくなってきた嫌なシーズンである