以東岳1772m〜竜門岳
2015/05/05-06 (ワシ、ハッシー、新井)

期間中晴れまくった今年のゴールデンウイーク。せっかくの連休、日数を使ってしかいけないところへとはじめてのエリア朝日連峰。だがはっきり言っておすすめしない
5月5日大井沢〜天狗角力取山〜以東岳〜狐穴小屋泊

大井沢川林道550mより出発5:15、駐車スペース4〜5台だが以前からの車はあるが、本日はワシらだけ
 
5:25南俣沢出合で大井沢川の河原へ。夏の駐車場のようだ
 
5:30スキーが使えるほど雪はついておらず、板は担いだまま天狗角力取山登山道に取り付く
 
5分ほどで600m台地に。しばらくシールで行けるか
 
6:10だが650mから急登になると雪は途絶える
 
こぶし*がきれい。でもいつもと違う荷重がつらい(*たぶんタムシバ)
 
またシール登高。一泊小屋泊の荷物はきついが、それでもスキーを履ければ行動は速い6:33
 
6:52竜ヶ岳を展望。平坦部分が多く荷物も重いためだいぶ登った感があるがまだ焼峰手前850m
 
 
7:18竜ヶ池へのトラバース道1000m
 
雰囲気よくなってきた
 
雪面トラバース中、7:46月山展望1070m
 
7:56竜ヶ池付近。こうなってくるとやっとスキー山行という感じ。いやでもテンションは上がる
 
1255mピークを巻いて稜線に出る。右手が行き先の天狗角力取山8:16
 
大朝日岳展望。やはり盟主だけあり存在感がすごい。一番右が今日の宿がある三方境。絶望的距離感
 
前に進む以外ない。途中ブッシュありギリギリだったがスキーのまま行ける。雨量観測所1280m8:42
 
たいした急登なく
 
天狗小屋を見おろしつつ栗畑1397m直下をトラバースして
 
 
 
天狗角力取山1376m9:09着。まずはここまでがウオーミングアップ。右がいよいよお出まし以東岳。威風堂々
 
ウオーミングアップも昨日までと大きく違い涼しくて救われた。だがこれからが今日のメインとなる長大な縦走路。腹ごなししてから出発9:31
 
ここから三方境まではまったくスキーを使えない。覚悟を決めてまずは天狗角力取山から急下降。登山道にはカタクリがたくさん
 
1180mまで降りる9:46。板を担いでいてはなかなかきつい下りだった
 
藪漕ぎではないが、残雪期は特に倒れている枝にスキーがひっかかりまくりで実に鬱陶しい。本日最初で最後となる2名の下山パーティとすれ違う
 
 
板が引っかかるたび肩と腰へストレスがかかる。ひたすらの試練というか我慢の登り下りを繰り返し、10:31湯沢峰手前の展望台。ずっと右手に見る以東岳の雄大さのみが和み
 
10:43湯沢峰通過し下山中、中途半端な残雪も多い。それでも板を担いでスキーブーツではやはり雪歩きの方がはるかに楽だ
 
 
 
11:07ようやくと二ッ石山1300m。天狗から高松峰縦走路の中間。ここからは登り基調の狭い稜線になる。11:20まで一休み
 
一見スキーが使えそうだが、二ッ石山からの下りのみ。雪は連続しておらずずっと担いでいく。しかし正面、北寒江山の斜面もはっきり見え射程圏内に
 
 
だがそこからは今まで以上の苦登の難路続き
 
縦走路核心部となるコバラメキ、オバラメキと呼ばれる岩峰群。こんなところ本当に担いで行くのかよと一見してうんざり。それ以前にもまた引っかかる樹林帯あり
 
 
何度も心が折れそうになるが、たぶん皆同じ思い。いったいこんなことに意味があるのかだが、今はひとつひとつ困難を越えていくしかない。最初の岩峰12:03
 
登りだけならいいが下りもあるから嫌らしい
 
雪がついているところは絶壁。堅ければアイゼンがなければムリ。両ピックストックは必携
 
 
1337mピークをこえて下り12:27
 
また難所。スキーブーツで滑りやすいザレた岩場。ロープなどなし
 
もう一つ越えればそろそろこの苦行から解放してくれるだろうか。景色を見る余裕すらなく疲れてきている12:34
 
12:43これでいよいよ最後となるか、高松峰への登り。だがここも岩と雪の壁
 
 
13:09それを登り詰め高松峰1440mに立つ。北寒江山からシュプール三本あり
 
ようやく緊張感から解放。緩い登り
 
以東岳が正面に
 
1500mを越える。月山遠望13:27
 
そしてやっとやっとの今夜の宿、狐穴小屋13:38着
 
今日は終日晴天保証付き。これから以東岳を狙う14:02発
 
だが雪は断続。ワシ以外は板を担いで夏道をいく
 
14:32中先鋒をこえる。この先いったん下るまではシール登高が圧倒的に速い
 
しかし徐々に斜度を増す。疲れも当然ありペースダウン
 
1600mをこえる15:16
 
山頂まではあと一歩。午前と違い全然暖かくなってきたのでこの時間でも雪は緩んでいる
 
山頂直下で雪がとだえ登山道にでる15:40
 
15:45そして登頂。登山開始から10時間半、一日でここまで来られた。感無量。素晴らしい
 
大朝日岳へのはるかなる縦走路
 
 
大鳥池

以東小屋

さえぎるものなしの大展望。ワシらの通ってきた稜線はパノラマでも入りきらず。十分に満喫したら滑降へ16:04

圧巻のスケール
 
 

惜しむらくは時間切れで上部のみの滑降になったこと。だがおかげで溝のない完全ザラメの大トロ急斜面のみ堪能できた

トラバースで登路に戻ろう。管理人さんも心配しているかも
 

そしてビールと、コアな朝日スキーヤーたちしかいないアジトへと帰還
5月6日につづく