金城山1370m
2016/02/11(ワシ、ハッシー)


ザデイ!苦登7時間
 
パウダー!パウダー!
 絶対晴れの日、どこに行くかかえってものすごく悩む。結構降り積もったらしいから急斜面ツリーランが定石だろう。しかし最近そういうスキー遊びばかりで折角の日にそういうことではいかんな。たまにはちゃんと山行しよう。こっち方面、まだまだ積雪は少なく低いところの沢は埋まってないだろうから登りに使えるかどうかわからないし、もちろん雪崩の危険も。しかしもうラストかもしれない新雪期に一度は行っておかないとということで

ドカ雪というほどでなくいい具合に新雪が積もった。晴れ渡るのは昼からの予報。7:25中川新田除雪終点280mより発
 
 
まったくのノートレース。こっちのコースなら当たり前だろう。最初から足首以上のラッセル。
 
新しい橋を渡って左岸に。杉林に入ればラッセルは軽い
 
夏道通りにいく
 
 
藪は全然埋まっておらず道をふさぐ
 
滝手前で夏道は通行不能。沢も埋まっていない8:24
 
藪急登地獄へ突入8:40
 
わずかな藪の合間を狙って登るが、それ以上に段差も次々あり非常に難儀
 
 
8:56藪との格闘しばし。気が遠くなる急登が続くが、今日は新雪もまったく崩れる感じないのでまだマシ
 
 
9:20ようやく一息つける枝尾根550mへとあがり10分ほど休憩

まだまだ前衛峰しか見えてない
 
しばらく尾根通しに行くのがよさそう。下を眺めるとこの尾根よりも右手、北側の方が緩くオープンだった
 
 
一時的にオープンに見えた尾根も、その先は段差と藪で相変わらず。それを避け沢の方へと左にトラバース登り
 
新雪ラッセル。天気良いので全然苦痛でもなくむしろ気分はよいが
 
帰りの滑りはどうするかなと不安がよぎる10:28
 
遙か彼方の山頂
 
晴れてきているが
 
パウダーのまま。陽当たり良くないのだ
 
山頂はおろか滑降ポイントの正面1150mピークまでも延々11:07
 
 
11:10ようやく稜線865m。なんと長かったことか
 
広い稜線歩きはやや下り気味
 
越後三山はまだガス
 
そして痩せてきて登りに。雪庇と段差があるからこのあと右の樹林帯入っていくのだが、ワシはもう少し稜線歩きへと踏み出すと
 
ワシの足下が崩れ雪庇ごと滑落。すぐ下の枝に引っかかりたいしたことなかったがロープで救出11:40
 
樹林帯は結構なラッセル急登できつい
 
 
ぐんと近づく
 
観音山コースからの尾根と合流1050m12:33
 
その先、最大の難所梯子坂へと13:05
 
 
去年より藪も多く途中でシールも剥がれたりして相当苦しむがようやく突破。13:16に1100mに到達
 
 
 
難所を抜けると里山モードから一気にアルペン感と高揚感が増す
 
 
13:18最高ですね。反射板がすでにあんなに遠く
 
8合目の滑降ポイント
 
それをこえるといよいよ山頂間近13:26
 
気持ちよいパウダーラッセル。明日まで続く好天、ここまで来たら帰りのことは考えずに登頂だ
 
9合目手前13:35
 
剥がれるシールを手直しして、山頂稜線下をトラバース気味に登り13:53
 
 
 
最後の急登14:04
 
 
14:15
 
 
 
14:18やりました。ついに金城山頂上
 
感無量。巻機山
 
万太郎山、仙ノ倉平標山
 
快晴無風しかも誰もいない。動物以外立ち入った形跡なし
 
最高の贅沢。この時間まで頑張ったおかげだ
 
14:48下山開始。さすがに時間も遅いのであまり冒険せず登路を辿ろう
 
こんなに晴れてもドライパウダー。このコースは北側なので天気良くてもOKなのだ
 
普通に稜線を滑ってるだけでも雪がいいと快適だね〜
 
 
8合目からはいつもの滝入沢源頭へ。藪が目立つが滑降には問題なさそう15:07
 

ドライパウダー

雪が少ないため凹凸が多いが、かえって面白い
 

一気に150mを落とし、登路の難所梯子坂もカットできる

こちらのコースを選んだ理由は本当はこのまま谷を下まで滑降したかったのだが、今日は無理と判断。途中からトラバースし15:16

稜線1000mへと軽く登り返す。ちょうどいい斜度のところがあるのだ

稜線にて15:34〜44休憩

稜線を滑る

絶好の坂戸山大展望台。展望台でもここに来て見ることができる人は少ない

右手には越後三山。前衛には阿寺山高倉山。すっかり晴れ渡ったスキー三昧の山々

稜線から樹林帯に入って滑る

このままある程度下まで滑って反射板まで登り返したいと思わせる勿体ないパウダー。時間があればなあ

ともかく稜線通りに降りてきて反射板まで歩く

16:16反射板865mピークからいよいよ本日のメインイベント、ウルトラ藪パウダー滑降開始
 

時間も遅くなり北斜面の冷え切ったパウダーが素晴らしい

藪も段差も関係なくガンガン行ける。しかしちょっと開けたところはモナカがかってきた

やがて尾根上の快適なツリーラン。林の中は完璧パウダーだ
 
 
そして650mからは登ってきた尾根の北側、オープンバーンへとドロップ
 
下まで雪が続くかどうか疑問だが、ここまできたら細かな事は気にせずブッシュを踏みつけ雪原を伝っていく
 
 
しかしそれが大当たり。段差ありモナカありも基本パウダーで自在に楽しく滑れる。今シーズン藪滑降の白眉だね
 
 
まもなく杉林。登りの苦労にくらべなんと快適な下山だったか。夕日に煌めきはじめる八海山
 
 
反射板のあるピーク。登り4時間弱、下り40分だった
 
冷えてよく滑り楽々と車まで。厳しかったけど素晴らしかった金城山
 
雪が普通にあれば沢を登って滑って降りられるのではないかと思ったが、今年の状況では確認できなかった。今シーズンどの山も核心は藪登高だったように、この時期にきてここでも例外ではなかった。最初だけで大変に時間がかかり登頂は絶望と思っていたが、それが功を奏し天候回復が遅めだった県内の山々のなか、快晴のもとでの登頂となり実にラッキーだった。諦めず頑張ってみるものである