越後駒ヶ岳2003m
2016/12/04(ワシ、ハッシー)


ついに到達、3年越しの課題

2014年11月24日および2015年12月20日に銀山平からスキーで駒ヶ岳へと向かったが、新雪と藪とからむ迷宮の障壁に体力、モチベーションが続かず途中で断念した。
3年もかけてこのまま終わらせるわけにはいかず、今日は必ず登頂すると決めて出発する
 
7:03石抱橋発。先行者長靴ワカン持参1名直前に出発
 
銀の道最初の難所。凍結しているから板など引っかけて落ちないように
 
7:28骨投沢と荒沢岳
 
やはりつぼ足は速く40分ほどで登山道へと入る。たぶん徒渉先の道が雪でわからなかっただろう先行者を追い越し、第2の難所である枝沢も難なくクリア
 
そして急登に入る。稜線に達してまもなくから積雪。まだ硬いので比較的歩きやすいがブーツのワシは埋まる。体力温存のためガチガチバーンの時に登るのがコツだ
 
8:27に道行山へ右折する1064mピーク稜線。8:35いつ来て見ても素晴らしい駒ヶ岳展望1080m
 
いよいよ道行山への急登。岩場もある細尾根だが今日は一貫してほとんど藪に悩まされず実によい。刈り払いしたのか、少雪のためか
 
9:04しかし道が深く掘れた1230m付近の急登だけは実に歩きにくい
 
9:20道行山1298m着
 
稜線遙かなり
 
9:31道行山発、すこし下るが、深く掘れた道で狭く雪の付きが悪いので担ぐ
 
その先すこし登った後、シールで小倉山へ
 
10:20小倉山1378m直下。最後の登り階段はギリギリシール登高可
 
10:35小倉山発。またも急な下り
 
しかし今日は雪もしまっていて歩きよく、藪にも悩まされることなく実に順調。この先もきっと大丈夫だろう
 
百草ノ池までのダラダラが終われば後は完全楽勝のシール登高と思いきや、どうやらハッシー調子悪く大きくペースダウン。シーズン初めの重荷はきつすぎか。結構暑く水分も不足ぎみだし
 
11:13百草ノ池1530m。時間がかかっている
 
いよいよ前駒の登りだがこの調子で行けるだろうか。登山道方面がガチガチ堅かったため、そんな思いもありつい一見楽そうな吹きだまりある北斜面に入ってしまう
 
 
それは罠。登山道を外せばたいがい極度に斜度が増し、北斜面ゆえアイスバーンに積もる新雪でクトーも効かず絶体絶命。でもなんとか登りきる。余計な時間を食ってしまった。
12:19登山道に戻るが、最後はアイスバーンをよじ登り12:20前駒1763m
 
実は積雪期のこのルート、前駒登りが一番の難所だったと後で気がつく。だがここまであがって見れば頂上までは一投足。もう行くしかない12:24
 
風もほとんどなく快適なシール登高
 
 
小屋直下の岩場もクトーが効いて全然楽勝
 
近づく
 
12:43駒の小屋1890m着
 
 
 
そのままゆっくりと勝利への道へ
 
中ノ岳も祝福してくれるのか
 
油断は禁物、最後のトラバース登りで
 
13:03ついに登頂、3年越しの課題をようやくクリア。思わず叫びたくなるが、誰もいない
 
 
八海山
 
守門浅草、粟ヶ岳、そして飯豊

巻機
 
今日も6時間もかかっちゃった。午前中ならもっといい天気だったんだがそこまで望むまい。風もなく北アルプスまで大展望なのだ

今日のメインバーンは薄くパウダーあり、極上シチュエーション

13:20山頂滑降開始
 
 

日は陰ったが小屋直下の急斜面もアイスバーンになっておらず快走
 

一気に前駒まで。山頂から15分、この機動力こそスキーの魅力だ

前駒からの下り

オープンバーンはここまで
 

百草ノ池のすこし上からは得意の狭小登山道ボブスレー的スリリング滑降となる
 

14:12小倉山の登り返しまで滑りきる。ボブスレーでかなり疲れた。14:27そしてまた試練道へと戻る。登り返しもいくつかありつらい
 
読んではいたが、一日よく天気が持ってくれた。ありがとう
 
足はクタクタであちこち痛む。16:50しかしまだヘッドライトが不要の時間帯。17時前に石抱橋。トータル10時間でした
過去二回に比べ明らかに登りやすかった。無論経験からくる慣れというか覚悟はあったが、降雪直後でなくある程度雪が固まっていたのと量もこれ以上あっても少なくてもいけないギリギリの線だったのが最大の勝因と思う。雪付きの悪い道行山までの行程ではスキー登高にこだわらなかったのも時間と体力のロスを減らした。この少雪で厳冬期登山というわけにはいかないだろうが、12月に越後の百名山たる駒ヶ岳から山頂滑降できた事実は自身にとって記念碑的な山行記録であり嬉しい限りだ